2026年3月31日

GMOペイメントゲートウェイ、国内PSP初のLLM探索・AI検索対応
「決済開発ドキュメント」を本公開

~AIを活用した仕様確認により、システム導入・開発の効率化と精度向上を支援~

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

GMOインターネットグループのGMOペイメントゲートウェイ株式会社(代表取締役社長:相浦 一成 以下、GMO-PG)は、オンライン総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」において、大規模言語モデル(LLM)による探索とAI検索機能を備えた「決済開発ドキュメント」を、2026年3月30日(月)より本公開しました。
本ドキュメントは、2026年2月3日の発表後、一部加盟店および開発会社向けに先行公開し、実際の利用を通じたフィードバックを反映して改善を重ねたうえで本公開したものです。
本ドキュメントにより、既存加盟店や開発企業は仕様変更の際の開発効率・精度が向上します。新しく「PGマルチペイメントサービス」を導入する企業は、検討段階からの仕様・接続方式などの把握や想定される実装パターンの事前確認もできるため、意思決定の迅速化や導入後の設計・実装の開発負荷軽減が期待されます。

【背景と概要】

生成AIの活用が広がる中、開発現場ではLLMを用いた情報探索の活用も進みつつあります。従来のようにドキュメントをページ単位で参照するだけでなく、AIを補助的に活用しながら関連情報を横断的に確認するケースも増えています。こうした探索では、開発者がAIに問いを入力し、その回答を得るためにAIがドキュメントの内容を参照します。そのため、ドキュメントは人だけでなくAIにも理解しやすい構造であることが重要になっています。
一方、日本のオンライン決済は、クレジットカード決済に加え、コンビニ決済やQRコード決済など多様な決済手段が存在するため、決済仕様も複雑化しています。開発者は複数の条件や前提を横断的に確認しながら、自社システムに決済機能を組み込む仕組みの設計を進める必要があり、仕様の読み違いや参照漏れは品質や開発スケジュールに影響を及ぼす可能性があります。
こうした環境変化を踏まえ、GMO-PGは2026年2月3日、LLMによる探索を前提としたドキュメント構造への再設計とAI検索機能の導入方針を発表し(※1)、一部加盟店および開発会社向けに先行公開しました。国内PSP(決済サービスプロバイダー)初(※2)となる、LLMによるWeb探索を前提とした構造設計とAI検索機能の導入を両立した開発ドキュメントを提供します。先行公開期間中にご利用いただいた開発者のフィードバックを反映し、改善を重ねたうえで今回の本公開に至りました。
既存加盟店の開発者は、仕様変更や新たな決済手段追加時の開発の効率化・高精度化を実現できます。オンライン決済を検討している企業は、検討段階から仕様や接続方式、制約条件を正確に把握できるほか、想定される実装パターンの事前確認も可能となります。その結果、見積や設計の前提条件を明確にしたうえで意思決定を行うことができ、導入後の設計・実装フェーズにおける手戻りの低減や開発負荷の軽減につながります。
GMO-PGは、年間22兆円超(※3)の決済処理で培った実運用の知見を、AI時代に適した形で提供することで、日本の決済開発環境の高度化を推進してまいります。
(※1)2026年2月3日発表「GMOペイメントゲートウェイ、国内PSP初、LLMによる探索とAI検索を備えた決済開発ドキュメントを整備」 URL: https://www.gmo-pg.com/news/press/gmo-paymentgateway/2026/0203.html
(※2)日本市場を主なサービス対象とするPSP(決済サービスプロバイダー)であり、LLMによるWeb探索を前提としたドキュメント構造への再設計とAI検索機能の導入を兼ね備えたケースとして初。GMO-PG調べ。
(※3)2025年12月末時点、連結数値。


【先行導入企業様からのコメント】

note株式会社 プロジェクトマネージャー 山田 岳人さま
今回、開発者の立場から新マニュアルを拝見しました。検索機能とAIアシスタントが加わったことで、必要な仕様やパラメータにたどり着きやすくなり、実装時の疑問を効率よく解消できると感じています。
また、ユースケースや決済手段ごとに掘り下げられる構成も使いやすく、やりたいことから実装方法まで迷わず確認できる点は、はじめて「PGマルチペイメントサービス」を導入する方にも、全体像をつかみやすい構成だと思います。
APIリファレンスに言語別のサンプルやリクエスト・レスポンス例が追加され、取引状態の遷移図も見やすくなったことは、開発工数の削減に直結するとてもありがたい改善です。
「llms.txt」の追加によりAIからの参照もできるようになった点も、時代の流れに沿った取り組みであり、今後の発展に期待しています。

GMOメイクショップ株式会社 makeshop事業本部 開発部 マネージャー 越川 貴斗さま
これまで決済連携の実装時には、複数の資料を横断しながら仕様を確認する必要があり、調査に多くの時間を要していました。
今回の『PGマルチペイメントサービス 開発者ドキュメント』への集約により、決済手段の選定から接続方法・APIリファレンス・ユースケースまでを一か所で完結できるため、実装工数の大幅な削減が期待できます。
こうした開発環境の整備は、結果として、新機能の開発スピードに反映され、トレンドに合わせた決済手段の迅速な導入を「makeshop byGMO」をご利用のショップ様にご提供することに繋がります。
また、万が一のトラブル発生時の復旧時間の短縮にも貢献することが期待されます。開発コストを抑えつつ、顧客体験の向上に直結する施策へより多くのリソースを割けるようになる点を高く評価しています。
開発担当者が本来の設計・実装に集中できる環境が整ったと感じており、今後のさらなる充実に期待しています。

【本公開ドキュメントの特長】 (URL: https://docs.gmo-pg.com/mulpay/

本ドキュメントは、以下の3点を軸に構成しています。

1.LLM探索を前提とした構造設計
事業モデルや業務要件に応じたユースケースを拡充するとともに、「PGマルチペイメントサービス」の基本情報やドキュメントのリンク集を整理し、LLM向けに「llms.txt」形式を整備しています。これにより、AIがドキュメント全体の構造を把握しやすい環境を構築しました。
あわせて、各ページを「Markdown」形式でも参照可能とし、LLMが認識しやすい構造化テキストとして提供しています。「Markdown」コピー機能も実装し、開発者がAIへ貼り付けやすい仕組みを整えました。
これらの対応により、ドキュメントへアクセスした後、AIが内容を読み取りやすくなり、サイト内の可読性が向上します。その結果、LLMを活用した情報探索においても、開発者の問いに対して仕様を踏まえた参照が行われやすくなり、回答精度の向上につながります。

2.AI検索機能の実装
ページ構成や検索キーワードに依存せず、検討中の内容や疑問から関連情報を横断的に参照できる検索機能を実装しています。さらに、ドキュメント専用に最適化されたAIに質問ができる「Ask AI」機能を新たに搭載しました。本ドキュメントを参照対象として設計することで、仕様理解に基づいた回答を生成し、開発者の判断を支援します。(※4)
(※4)「Ask AI」機能に入力された内容については、当社が、本サービスの運営・提供に関与する第三者と共有し、一定期間保存のうえ、サービスの提供および品質向上などの目的で利用する場合があります。個人情報や機密情報の入力はお控えください。

3.開発者の利便性を高める機能
APIリファレンスではサンプルコードを拡充するとともに、ブラウザ上で実行可能な機能を備えています。その場で動作を確認できる環境を整備することで、「すぐ試せる」体験を実現しました。取得したコードを自社環境へ即時転用できる設計とし、実装初期段階の検証スピード向上にも寄与します。

また、目的ごとに独立したWebサイトで提供していたドキュメント群を1つのWebサイトに統合し、求める情報にたどり着きやすい、検討から設計・実装までを一連の流れとして進められる構成としています。

本ドキュメントでは、先行導入企業からのフィードバックを踏まえ、APIリファレンスのUI改善やサンプルコードの拡充、検索応答速度の向上およびショートカット起動(Ctrl+K)への対応など、操作性と理解しやすさの改善を行いました。



■本ドキュメントの活用イメージや具体的な利用方法については、決済を起点に事業者の成長を支援するオウンドメディア「PX+ byGMO」にて詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

OpenAPI対応の決済開発ドキュメントを公開。
『PGマルチペイメントサービス 開発者ドキュメント』のご紹介

URL: https://www.gmo-pg.com/pxplus/journal/8233/

【「PGマルチペイメントサービス」について】 (URL: https://www.gmo-pg.com/service/mulpay/

クレジットカード決済をはじめ、コンビニ決済やQRコード決済など30種以上の多様な決済手段に対応するオンライン総合決済サービスです。事業者のビジネス形態や成長フェーズに応じ、柔軟な決済基盤を提供しています。
また、OpenAPI仕様に基づいた設計・実装を進めやすい開発方式を採用するほか、高いセキュリティや不正検知機能を備え、EC・デジタルサービス・BtoB取引など幅広い分野のオンライン決済を支えています。あわせて、開発者が必要な情報に正確にたどり着けるよう、ドキュメントや参照環境の整備も継続的に行っています。

【GMOペイメントゲートウェイ株式会社について】

オンライン化・キャッシュレス化・DXなどを支援する決済を起点としたサービスを提供しています。年間決済処理金額は22兆円を超えており、オンライン総合決済サービスはEC事業者やNHK・国税庁等の公的機関など15万店舗以上の加盟店に導入されています。
決済業界のリーディングカンパニーとして、オンライン総合決済サービス、対面領域での決済サービス、後払い・BNPL(Buy Now Pay Later)、金融機関・事業会社へのBaaS支援、海外の先端FinTech企業への戦略的投融資など、決済・金融技術で社会イノベーションを牽引し、持続可能な社会の実現と社会の進歩発展に貢献してまいります。(2025年12月末時点、連結数値)

  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     イノベーション・パートナーズ本部
     TEL:03-3464-2323
     お問い合わせ: 
     https://contact.gmo-pg.com/m?f=790

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOペイメントゲートウェイ株式会社
     企業価値創造戦略統括本部 広報部
     TEL:03-3464-0182
     お問い合わせ:
     https://contact.gmo-pg.com/m?f=767

    ●GMOインターネットグループ株式会社
     グループ広報部PRチーム 新野
     TEL:03-5456-2695
     お問い合わせ:
     https://group.gmo/contact/press-inquiries/

会社情報

  • GMOペイメントゲートウェイ株式会社

    株式情報 東証プライム(証券コード3769)
    所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(総合受付15階)
    代表者 代表取締役社長 相浦 一成
    事業内容 総合的な決済関連サービス及び金融関連サービス
    資本金 133億23百万円
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