2025年10月10日

「GMOトラスト・ログイン」、開発組織のための脆弱性診断ツール「Shisho Cloud byGMO」と連携開始
~アカウント管理と診断を一元化し、セキュリティを担保した開発を支援~

  • GMOグローバルサイン株式会社

 GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の連結企業群で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン)が提供するID管理・認証サービス「GMOトラスト・ログイン」は、GMO Flatt Security株式会社(代表取締役CEO:井手 康貴 以下、GMO Flatt Security)が提供する開発組織のための脆弱性診断ツール「Shisho Cloud byGMO」と、2025年10月10日(金)より、SAML認証による連携を開始しました。
 この連携により、アプリケーション開発企業はユーザー認証と脆弱性診断を統合的に運用できるようになります。強固なセキュリティをシームレスな利用体験と両立しながら、開発部門の業務に貢献します。

【連携の概要とメリット】

 近年、AIや自動化を駆使したサイバー攻撃が急増し、開発段階からのセキュリティ対策は不可欠となっています。「GMOトラスト・ログイン」と「Shisho Cloud byGMO」が連携することで、認証や権限管理を一元化し、不正アクセスや権限漏れを防止します。さらにユーザー管理も効率化され、誰がいつ利用したかを追跡できるため、監査やコンプライアンス対応も強化されます。従来は後付けになりがちだったセキュリティを、開発や運用の流れに最初から組み込む「DevSecOps」(※1)を実現でき、スピードと安全性を両立した開発体制を継続的に支えることが可能になります。
(※1)ソフトウェア開発の全プロセス(開発・設計・運用)に「セキュリティ(Security)」を統合し、自動化されたセキュリティ対策を組み込む開発手法

 「Shisho Cloud byGMO」のSAML認証設定方法の詳細は、以下のURLからご確認いただけます。
 ・SAML認証の設定方法:https://support.trustlogin.com/hc/ja/articles/47699759219737

【「Shisho Cloud byGMO」について】(URL:https://shisho.dev/ja

 「Shisho Cloud byGMO」は、AWS・Google Cloudなどのインフラ層からWebアプリケーションの実装までを対象に、プロダクト開発組織に必要なセキュリティ診断の内製化をスマートに支援するSaaSです。継続的な診断を通じて脆弱性の早期発見と修正を可能にし、開発スピードとセキュリティ品質の両立をサポートします。

【「GMOトラスト・ログイン」について】(URL:https://trustlogin.com/

 「GMOトラスト・ログイン」は、総合満足度No.1(※2)に選ばれている企業向けシングルサインオンサービス(IDaaS)です。SAML2.0のプロトコルに汎用的に対応したフェデレーション方式のシングルサインオンに加え、フェデレーション方式に非対応なWebシステムやクラウドサービスのIDパスワード情報の管理・代理入力実行によるログイン作業工数の削減が可能なフォームベース認証に対応しています。これらの複数のシングルサインオン方式に対応することで、「業務に関するシステムへのログイン」を広くカバーします。
 また、多要素認証やアクセス制限機能を提供し、認証時の信頼性の向上・第三者からの不正アクセスの防止につながり、ゼロトラスト時代の多層的なセキュリティの強化を実現します。
(※2)SaaS比較・口コミサイト「ITreview」にて発表される「カテゴリーレポート2025年Spring」におけるSSO(シングルサインオン)部門で、「機能への満足度」、「使いやすさ」、「導入のしやすさ」、「管理のしやすさ」、「サポート品質」、「価格への満足度」の全項目で「満足度No.1」を獲得し、「サービス総合満足度No.1」に選ばれています。
(参考:https://www.itreview.jp/categories/sso/reports/1772


<サービス概要>

サービス名GMOトラスト・ログイン
ご利用料金基本機能無料
基本機能
(無料)
■シングルサインオン
「フォームベース認証」、「SAML認証」、「Basic認証」など8,777サービス(※3)に対応
■アクセス制限
■ID管理
企業のシステム管理者が、従業員が利用する業務用アプリケーションのID・パスワード管理を行える機能です。
■ログ・レポート機能
企業のシステム管理者が、従業員のサービス利用状況をレポートとしてリアルタイムで確認できる機能です。パスワードの変更履歴も管理できるため、Pマーク(※4)取得更新時などの監査レポート作成にも利用できます。
有料機能■外部IDP連携(SAML)    ■(多要素認証)ワンタイムパスワード
■(多要素認証)IPアドレス制限 ■Active Directory連携(※5)
■(多要素認証)クライアント認証  ■SCIM IDP連携
■プロビジョニング(ID)連携■セキュリティポリシー(SSOプロプラン)
■Windows統合認証デスクトップSSO(SSOプロプラン)
■パスワードレス(プッシュ通知)認証(SSOプロプラン)
■デバイス証明書(SSOプロプランオプション)
■FIDOパスワードレス認証(SSOプロプラン)
■SIEM連携(SSOプロプラン)
■SaaS管理 月額290円(税込320円)
■パスワード漏洩検知 月額200円(税込220円)
国際規格情報資産のセキュリティ管理において「ISO27017」認証取得
申込方法以下の申込フォームから、必要事項をご入力のうえ、お申し込みください。
※シングルサインオン機能は無料
URL:https://portal.trustlogin.com/users/sign_up

(※3)2025年10月1日時点。
(※4)一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が認定した、個人情報について適切な保護体制を整備している事業者に付与されるロゴマーク。マークを付与された事業者は、事業活動に関してその使用が認められる。
(※5)Microsoftが開発したWindows Serverの機能の1つで、オンプレミス環境において、ネットワーク上に存在する様々なシステムのユーザー情報や権限などを集約・管理できる仕組み。


  • 【サービスに関するお問い合わせ先】

    ●GMOグローバルサイン株式会社
     マーケティング部 坂井
     TEL:03-4545-2308
     E-mail:support-jp@globalsign.com

  • 【報道関係お問い合わせ先】

    ●GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
     社長室 広報担当 大月・遠藤
     TEL:03-6415-6100
     お問い合わせ:
     https://form.gmogshd.com/contact/pr/

    ●GMOインターネットグループ株式会社
     グループ広報部 PRチーム 西﨑 
     TEL:03-5456-2695
     お問い合わせ:
     https://group.gmo/contact/press-inquiries/

会社情報

  • GMOグローバルサイン株式会社

    所在地 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
    代表者 代表取締役社長 中條 一郎
    事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
    資本金 3億5,664万円
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